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【腰痛】右腰の後ろの痛みが急に出た原因は?ストレッチや対処法を解説

【腰痛】右腰の後ろの痛みが急に出た原因は?ストレッチや対処法を解説

こんにちは、田中 宏樹です。

千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、右腰の後ろの痛みを根本改善する施術を行っています。

右腰の後ろの痛みが急に出てきたという方は、その原因が何なのか、悪い病気ではないのか、このまま放置していてもよいのか、ご心配になる方も多いです。

当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただいております。

今回は、右腰の後ろの痛みが急に出てお悩みの方に向けて、その原因や、痛みを和らげるストレッチ、対処法についてお話させていただきます。

ぜひお役立てください。

 

右腰の後ろの痛みが急に出る原因

右腰の後ろの痛みが急に出る場合、大きく分けて以下の6つの原因が考えられます。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症筋肉
  • ぎっくり腰
  • 腎臓の問題
  • 婦人科系の問題
  • 心理的ストレス

腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨(腰椎)を構成する椎間板(ついかんばん)が潰れ、髄核(ずいかく)が出ることで神経にふれ、痛みを引き起こしている状態が椎間板ヘルニアです。

右腰の痛みだけでなく、おしりや下半身にも痛みがある、足がしびれる、足に力が入らないなどの症状がみられる場合は、椎間板ヘルニアの可能性があります。

多くの場合、飛び出した椎間板は片側の神経を圧迫するくらいの大きさです。

そのため、右側の足がしびれたり、右側の腰が痛くなることがあります。

脊柱管狭窄症

脊柱菅狭窄症は、背骨の中の神経が通る脊柱管が狭くなり神経を圧迫することで起こります。

身体をそらす動作やひねる動作が辛いという特徴がありますが、脊柱管狭窄症の最大の特徴は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。

間欠性跛行とは、歩いている(立っている)うちに、腰や足にシビレや痛みが出てきて歩けなくなる症状です。

休む時間(腰を丸めて座る、しゃがむ)を挟むと再び歩けるようになりますが、またしばらく歩くと腰や足にシビレが出てきて歩けなくなります。

間欠性跛行は、1度に歩ける距離と休む時間は個人差があります。

10m程で痛みやシビレを感じてくる方や20分位までなら症状が出ない方まで様々です。

また、1回に休む時間も、歩いている途中に一旦前屈みの姿勢をとると回復する方から、数分の休む時間が必要な方までいらっしゃいます。

ぎっくり腰

ぎっくり腰の正式名称では「急性腰痛症」と呼ばれています。

腰痛の中でも、急激に起こるものを「ぎっくり腰」と呼び分けています。

ぎっくり腰を起こすきっかけでよく聞くのは「重い物を持ち上げた瞬間痛めた」ケースですが、日常生活の何気ない行動や動作がきっかけで起こることもあります。

例えば、「下に落ちた物を拾おうとした時」や、「朝顔を洗おうと前かがみになった時」「くしゃみをした時」「椅子から立ち上がろうとした時」などです。

これらの動作や行動が腰部の筋肉や靭帯への過度な負荷となり、ぎっくり腰を起こす原因になります。

急に右腰に「激痛」が起こった時は、ぎっくり腰(急性腰痛症)の可能性があります。

腎臓の問題

腎臓は左右にありますが、右の腎臓の方が少し低い位置にあります。

腎臓の問題が関係している場合、右の腎臓の感染症や炎症が起こると、右腰に痛みが出る場合があります。

原因となる内臓部分と隣接する、あるいは違う所で発生する痛みで「関連痛」と呼ばれるものです。

そのほか、腎臓結石などが原因で痛みが出ることがあります。

腎臓の問題が原因で起こる腰痛は、入院を要する場合もあると思います。

そこで、腎臓の問題で起こる腰痛とその他の腰痛を見分けるポイントが気になるのではないでしょうか?

見分けるポイントは3つあります。

1つ目は「痛みが緩和する時があるか?」ということです。

筋肉や背骨、骨盤などが原因で起こる腰痛の場合、「お風呂に浸かる」「保冷剤などで冷やす」「横になる」ことなどで痛みが緩和することがあります。

腎臓の問題での腰痛は、緩和する時がほとんどありません。

痛む箇所を、冷やしても温めても、どの姿勢をとってみても痛みは変わりません。

2つ目は、「痛むのは腰以外もあるか?」ということです。

筋肉などの炎症が原因で腰が痛む場合はほとんどが腰のみが痛みます。

背骨が原因の場合は足にしびれが伴う場合もありますが、基本的には腰のみが痛みます。

一方、腎臓の問題が原因の腰痛は、肩のあたりや背中、下腹部、鼠径部など比較的広範囲に痛みが広がる場合があります。

3つ目は、「痛み以外の症状はあるか?」ということです。

筋肉や背骨などが原因で起こる腰痛は、痛みとしびれがほとんどですが、腎臓の問題が原因の腰痛では、痛み以外にも「腹痛」「だるさ」「吐き気」「排尿時の痛み」「発熱」などが現れる場合があります。

以上の3つが見分けるポイントになりますが、内臓が原因の腰痛は、他にも胃や膵臓などの問題でも起こる場合もあります。

症状によっても例外がありますので一概には言えません。

婦人科系の問題

一般的な月経痛と呼ばれている下腹部痛や腰痛などの症状に加えて、吐き気、頭痛、食欲不振、イライラ、下痢、疲労感、憂鬱などの症状があります。

生理痛が重い方が右腰の後ろの痛みがある場合、婦人科系の問題が考えられます。

また、以前のブログにも書いておりますが、妊婦さんの場合も右側の腰が痛む方が多いです。

骨盤にある靭帯が緩み、腰や股関節への負担も大きくかかっている中、利き手、利き足の右側に繰り返し負担をかけてしまっている状態が、腰痛で右側だけが痛む要因のひとつと考えられます。

心理的ストレス

心理的ストレスで起こる症状を「身体化」と言います。

不眠、倦怠感、頭痛、吐き気、胃腸の不調、息苦しさ、動悸などは身体化に関係する症状ですが、肩こり腰痛などの身体の痛みとして現れる場合もあります。

ストレスで痛みが出る場合、何の前触れもなく「急に」という表現がひとつのポイントになる場合があります。

ぎっくり腰のように急に激痛ではなく「なんとなく違和感が・・・」「なんと表現したらよいか・・・」「痛いってわけではないのですが・・・」などと表現される方もいらっしゃいます。

身体化の最大の原因は様々なストレスが原因です。

様々なストレスとは、むずむず脚症候群のブログでも少し触れていますが、4つのストレスがあります。

  • 「構造的ストレス」⇒身体ゆがみ、姿勢の悪さなど。
  • 「精神的ストレス」⇒長時間の労働や過労、職場環境や人間関係などの軋轢(あつれき)や負荷、育児など。
  • 「化学的ストレス」⇒栄養のバランス、金属、アルコール、カフェインの過剰摂取など。
  • 「物理的ストレス」⇒温度の変化、気圧の変化、アレルギーなど。

この4つのストレスのどれかが発端となり、長時間、長期間ストレスが多い状態が続くと限界を超え自律神経が乱れ、身体化が起こります。

 

右腰の後ろの痛みが出たときの対処法

右腰だけが痛くなる場合には、生活習慣や悪い癖が関係しています。

癖はなかなか自分では気づきにくく、無意識に行っています。

そこで日常生活で気をつけていただきたい習慣や動きについてお話させていただきます。

  • 足を片方だけ組んでしまう癖
  • 毎回片側に捻った姿勢で食事をする
  • 仕事などで物を毎回同じ方向へ運ぶ動作が多い

足を片方だけ組んでしまう癖

職場の椅子に座っている時、ご自宅のリビングの椅子に座っている時に足を組んで座っていませんか?

そして、足を組む時はいつも決まった方の足を上にして組んでいませんか?

左右どちらか組みやすい方があると思います。

足を組むことによって骨盤の傾きに左右差がでて、身体が横に曲がっている状態となります。

この状態は姿勢が悪く、片側の筋肉が常に緊張するような状態となりますので、右腰の痛みや鈍痛につながります。

足を組むことは控えた方が良いですが、どうしても組みたくなる場合は、できるだけ足を組みかえて左右差が生じないよう意識してみてください。

足を組むと楽なように感じると思いますが、腰にはよくありません。

右腰の後ろの痛みに対して、適切な施術を行えば、だんだんと足を組まないでいられるようになっていきます。

毎回片側に捻った姿勢で食事をする

ご自宅のリビングなど決まった場所で食事をする際、いつも同じ席で体を捻った状態で会話したりしていませんか?

毎回同じ側に捻る動きは一方の筋肉に大きく負担をかけ、右腰の後ろの痛みを起こすことがあります。

たまに席や場所を変えたり、テレビやテーブルなどの配置を変えてみるなど、できるだけ偏った姿勢や動きにならないようにしてください。

仕事などで物を毎回同じ方向へ運ぶ動作が多い

重いものを持つことが多い仕事の方は、右腰の後ろの痛みを起こしやすいです。

重い物を持つだけでも腰には負担がかかりますが、毎回同じ方向へ体を捻り、物を運ぶという動作は、一方の筋肉に負担が大きくかかることになり、右腰の後ろの痛みや急な腰痛につながります。

ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアのように重症化しないように、できるだけ重たいものは分担して運んだり、身体を捻じる方向を変えてみるなどして動作が偏らないようにしてください。

 

右腰の後ろの痛みを和らげるストレッチ

右腰の後ろの痛みを和らげるストレッチとして、四つ這いの姿勢から行う背中と脇腹のストレッチをご紹介します。

このストレッチは、背中側にある広背筋という筋肉と背中側にある脊柱起立筋という筋肉のストレッチです。

物を持つことが多いお仕事の方に特におすすめのストレッチで、正しい姿勢を維持しようと過緊張している筋肉の緊張を和らげるストレッチとなります。

ストレッチ方法

  • 四つ這いの姿勢から、両腕を斜め側方へ両手をつきます。
  • 手をついたまま体を後方へ動かします。この時、脇の下の伸びを感じながら行ってください。
  • 元の四つん這いの姿勢にもどし、今度は両腕をさっきと逆の斜め側方に両手をつきます。
  • 手をついたまま体をさっきとは逆後方へ動かします。この時、脇の下の伸びを感じながら行ってください。

ストレッチは行う適切なタイミングがあります。

痛みが強い時にストレッチを行わないでください。

炎症が広がり痛みが悪化する可能性があります。

 

右腰の後ろの痛みを根本改善する整体

片側の腰が痛む症状の方は、「腰を横に傾けると痛み症状が悪くなるタイプ」と「腰を捻ると痛み症状が悪くなるタイプ」の2種類のタイプの方が臨床上多いです。

そのため、脇腹の部分の外腹斜筋と内腹斜筋にアプローチすることがあります。

この2つの筋肉は、主に体幹を捻る動き、体を傾ける動きに作用します。

外腹斜筋は左右あり、身体を左に捻じると右側の外腹斜筋が働きます。

内腹斜筋も左右あり、身体を右に捻じると右側の内腹斜筋が働きます。

身体を左に捻ると右の外腹斜筋、左の内腹斜筋が縮まっていく動きをしています。

当院では、特殊な手技を用いてこの2つの筋肉の緊張をとっていきます。

施術前と施術後の動きの違いに驚かれるはずです。

このアプローチにより、普段から腰に負担がかかりやすい方でも、右腰の後ろの痛みの根本改善を実感できます。

 

当院に一番はじめにご相談ください

右腰の後ろの急な痛みは病気だけではなく、筋肉や骨格、生活習慣や悪い癖が大きく関係しています。

むしろ病気が原因の場合の方が少ないです。

悪い生活習慣と悪い癖はなかなか自分では気づきにくく、無意識に行っていることが多いため、施術を行いながらもカウンセリングをしていくことが大切です。

腰痛の症状に限らないことですが、痛みに悩まれている方を早く確実に痛みから救うには、何が痛みの原因になっているかを見極めアプローチしていくことがとても重要になります。

「どこに行っても改善しなかった」痛みも当院が根本的に解決いたします。

楽しみに安心してご来院ください。

 

田中院長
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