こんにちは、田中 宏樹です。
千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、腰痛・肩こり・頭痛・不眠・自律神経の乱れを根本改善する施術を行っています。
寝違えは、日常的によくある悩みのひとつです。
寝違えて症状が悪化すると、日常生活にも支障をきたしますので、そのままにしていてよいのか心配になってきますよね。
今回は、寝違えが悪化して起こる頭痛や吐き気やめまいについてお伝えします。
また、その原因や対処法についてもお伝えしますので、ぜひお役立てください。
寝違えで頭痛や吐き気やめまいはする?
寝違えの痛みは少し痛みを感じるが首を動かせる程度の痛みから、首をまったく動かせないくらいの痛みまで幅は広いです。
また、通常は痛みを感じないが、首を動かすと痛みが強くなることもあります。
このような痛みを抱えたまま日常生活をおくっていると、痛みのストレスと、仕事などによるストレスと重なり、自律神経が乱れてきます。
自律神経が乱れると頭痛や吐き気・めまいが起こります。
手や腕のしびれを感じる場合もあります。
ストレスを強く感じ、自律神経が乱れると、筋肉が緊張して血管が収縮し、血流が悪くなり、治りを遅くしてしまいます。
さらに、肩こりや首こりが悪化したり、頭痛持ちになってしまったりするきっかけになる場合もあるので注意が必要です。
寝違えが悪化したときどうしたらいい?
寝違えが悪化したときは、首に保冷剤などをあてタオルやマフラーなどでキュッと軽く縛ってあげると首が安定し、首にかかる負担が軽減するので良いです。
また、寝違えが悪化しているということは、首に炎症が強い状態でもありますので、出来るだけ安静にした方が良いです。
仕事や学校などに行かなければならないかもしれませんが、デスクワークや授業を受ける時などの姿勢は首にかなり負担がかかってしまいます。
人間の頭は平均4キロ~5キロほどの重さがありますので、それを支える負担から状態が悪化してしまうこともあります。
午前中だけ休んで出社、通学するだけでも、首への負担は軽減されます。
通勤時の電車の揺れでも首に負担がかかりますのでできるだけ避けたほうが良いです。
寝違えの症状
寝違えは肩甲骨、背中、脇の下などに痛みを感じます。
筋膜(筋肉の表面を覆う膜)が傷ついている場合や筋肉の中心部分が傷ついている場合などがあり、特に筋膜が傷ついている場合は痛みが強く、なおりにくい傾向にあります。
寝違えを起こした方は、何日くらいで痛みが引くのか不安だと思いますので、軽い症状、中程度の症状、重い症状のそれぞれにおいて、痛みが引くまでの日数をお伝えしておきますね。
ただし、これは個人差がありますので、あくまで目安です。
軽い症状
- 痛みはあるが、首をある程度は動かすことができる。
- 日常生活に支障がない。
そのような場合は、2~3日で痛みは引きます。
中程度の症状
- 首に痛みがあり動かすことはあまりできない。
- 安静にしていれば痛みはあまり感じない。
そのよう場合は、寝違えを起こしたときは、強い痛みだったと思いますが、日に日に楽になり、1週間程度で痛みは引きます。
重い症状
- 首に激しい痛みがあり、まったく動かすことができない。
- 安静にしていても楽になる位置が定まらないほどの痛みがある。
そのような場合は、2週間ほどで痛みが引いてきます。
どの程度の症状でも、痛みの引く日数は、適切な施術を施すことで、格段になおりを早くすることが可能です。
繰り返し寝違えを起こす、最近、寝違える頻度が多い気がするなどの状態は、お体にとって良くない状態の現れです。
特に重い症状の場合、痛みが慢性化すこともありますので早期に適切な施術が必要です。
寝違えの原因
よく寝違えの原因として以下のようなことを言われることがあります。
聞いたことはありませんでしょうか?
- なれない運動をしたり動作をした。
- 枕の高さが合っていない。
- デスクワークなどで同じ姿勢を長時間行った。
- 寝返りをあまり打たない。
- 睡眠中不自然な姿勢で寝てしまった。
- 首や肩を睡眠中冷やしてしまった。
- 泥酔状態で寝てしまった。
実はこれは原因ではなくきっかけです。
寝違えたような痛みは、実は、日中起きている間にも急に起こります。
寝違えたときの寝方などが主な原因ではありません。
では、寝違える原因とは何でしょうか?
寝違えは起床時に起こることが多いので、不自然な姿勢で寝てしまったから、泥酔状態で寝てしまったから、枕が合わないから、と考えるかもしれません。
しかし、寝方や枕は首の痛みが出るきっかけに過ぎず、もともと肩や首の状態が悪い状態が続いていたため寝違えを起こしてしまうのです。
寝違えにつながる原因は以下の2つです。
- 慢性的な肩こり首こり
- ストレスによる自律神経の乱れ
慢性的な肩こり・首こり
慢性的な肩こりや首こりがあると、肩や首の筋肉が収縮し血液の循環が悪くなります。
すると関節や椎間板などに負担が大きくかかり、関節や椎間板の変形が起こる場合があります。
特にストレートネックの方は負担が大きくかかります。
ストレスによる自律神経の乱れ
ストレスを強く感じて自律神経が乱れると、筋肉が緊張して血管が収縮し、血流が悪くなり、首こりを強く感じるだけでなく、頭痛や吐き気・めまいが起こります。
手や腕のしびれを感じる場合もあります。
慢性的な肩こり・首こりがあり、ストレスを強く感じることが多くある生活を送っていると、やがて、睡眠中に不自然な姿勢で寝てしまった、枕が合わないなど、ちょっとしたことがきっかけになり、寝違えを起こしてしまうのです。
寝違えの対処法
寝違えたときに自分でもできる対処方法としては、まずはアイスパックや氷嚢で冷やすといいでしょう。
神経の伝達が弱まるため痛みが楽になります。
お風呂は湯船に浸からず、シャワー程度にしてください。
また、寝違えたときは楽になる寝方があります。
横向きで寝る場合
肩幅がありますので枕をいつもより高めにして首が傾かないようにします。
首を下に向けると痛い方は、首を少し反らした状態で寝ると楽です。
逆に、首を反らした動きで痛む方は、首を少し曲げた状態で寝ると楽に寝れるケースが多いです。
仰向けで寝る場合
普段、低めの枕を使っている場合は、少し高めの枕を使うと良いです。
普段使っている枕にバスタオルなどを敷いて調整すると良いです。
首を下に向けると痛む方は、枕を普段より低くすると良いです。
首を反らすと痛む方は、枕を普段より高くすると良いです。
当院に一番はじめにご相談ください
寝違えは、朝起きて痛みに気づくので、長時間悪い姿勢で寝ていたために首を違えて痛みが起こったと考えられ、「寝違え」と言われるようになったのだと考えています。
ですが、実際、寝違えたような痛みは、普段の日中の生活の中でも急に起こる痛みです。
寝違えたときの寝方や枕が合わないというのは原因ではありません。
肩こりや首こり、自律神経の乱れにより、普段の何気ない動作や姿勢などで寝違えが起こります。
寝違えは痛みの程度はありますが、鋭く痛みそれが何日も続き長引いてしまうと、そのストレスも重なり痛みが増します。
心や体の限界が来る前に、しっかりとケアすることで「寝違え」などの悪い状態になることを未然に防ぐことができます。
当院で行う寝違え専門の施術は早期に痛みをとる技術がありますので、早くストレスから解放されます。
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