こんにちは、田中 宏樹です。
千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、背中のこりによる自律神経の乱れを根本改善する施術を行っています。
こんな症状でお困りではありませんか?
- 背中がガチガチに凝り固まっている
- 背中がピリピリとしびれるように痛い
- 背中にぞわぞわと違和感がある
- 胃の不快感(胃もたれ感、胃の張り、胃の痛み、胃の不快感、胃がヒリヒリする、食欲不振など)
- 不眠
- イライラしやすい
- 呼吸が浅い
もしかすると、それは、背中のこりによる自律神経の乱れが原因かもしれません。
当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただきます。
今回は、背中のこりを解消して自律神経の乱れを整える方法についてお話させていただきます。
背中のこりによる自律神経の乱れの症状や原因、整体・カイロプラクティックによる効果的なアプローチについてもお伝えしますので、ぜひお役立てください。
背中のこりによる自律神経の乱れの症状
自律神経には、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。
背骨周辺は自律神経のひとつである、交感神経幹と呼ばれる神経の束が通っていますので、交感神経優位に傾いてしまうと、背中に違和感やしびれ、痛み、胃の不快感、不眠、イライラしやすい、呼吸が浅いなど、背中のこりが原因でさまざまな不快な症状が出てきます。
自律神経の乱れによる背中の違和感や痛みなどは、左右の肩甲骨の両側や内側、背骨周辺に現れやすいのが特徴です。
この背中のこりが長期的に続き悪くなると、「自律神経失調症」、「過呼吸」、「パニック症候群」、「日常生活を送れないほどの重度の疲労感」などの重い症状が出てくる場合があります。
背中のこりの原因
背中のこりは、背中の筋肉が異常に緊張してしまうことにより起こり、それによって自律神経系の働きに乱れが起こる(交感神経と副交感神経のバランスが崩れる)と、様々な症状が引き起こされます。
背中のこりの原因として、下記の3つがあります。
- ストレス
- 睡眠不足
- 胃の不調
ストレス
長時間の労働や過労、職場環境や人間関係などの軋轢(あつれき)や負荷が心理的なストレスとなり、背中のこりがおこります。
背中の筋肉が固くなると交感自律神経優位の状態になりますので、上手にリラックスすることができません。
体が上手にリラックスできない状態が長時間、長期間繰り返し、積み重ねてしまうことにより、自律神経が乱れ、血液循環を悪化させ、背中のこりの原因やさまざまなお体の不調につながっていきます。
睡眠不足
背中の筋肉は、頭、首、背中、腰を直立の姿勢を保つために、常に緊張しフル稼働している筋肉ですので、背中の筋肉は体の他の筋肉に比べて休まる暇がありません。
背中の筋肉が休まる時は、「寝た状態」でいる時です。
寝た状態でいる睡眠中は免疫活動が活発になりますので、自然治癒力が働き身体を回復させる時でもあります。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、身体の回復力を低下させてしまいます。
睡眠の質が悪い ⇒ 背中の筋肉の疲れも取れない ⇒ 姿勢が悪くなる… という悪循環になり、背中のこりの原因になります。
胃の不調
胃の不調(胃もたれ感、胃の張り、胃の痛み、胃の不快感、胃がヒリヒリする、食欲不振などの症状)に悩まされ、病院で検査をしても胃炎などの所見が特に何も見つからない場合、自律神経の乱れが影響している可能性が高いです。
ある一定以上のストレスを抱えたとき、自律神経の乱れなどから、胃酸の分泌量の増加、血流量の低下、胃粘液の分泌量の低下などが進みます。
胃粘膜がダメージを受けやすくなり、また、その組織の回復も遅くなります。
胃を支配している神経は胸椎(背中)の間から出てくる神経によって支配されていますので、胃の不調が起こると、背中側の筋肉が収縮して背中のこりが起こります。
通常、胃の調子が良くなってくれば、背中の痛みも改善してくるのですが、自律神経の乱れが関係している場合は、一筋縄ではいかない部分があります。
それは、胃の不調起こる ⇒ 背中の痛みが起こる ⇒ 背中の痛みがストレスとなる ⇒ 自律神経を乱す ⇒ 胃の不調が起こる、というループになってくるからです。
背中のこりを解消して自律神経の乱れを整える方法
背中のこりを解消して、自律神経のバランスを整えるには、単に猫背姿勢など姿勢不良を改善していくだけでは良い結果につながらないと考えています。
当院が大切に考えていることのひとつは「呼吸」です。
背中の痛みやこりが起きているとき、同時に呼吸がしにくい状態、呼吸が浅い状態になります。
これは、自律神経である交感神経の高まりによって起こる反応です。
日常生活で、自分でできる呼吸法を身につけて生活していくことが大切になってきます。
また、首こりと自律神経について書いたブログでも説明させていただいておりますが、背中のこりと自律神経に関しても『睡眠の質』を上げることはとても重要です。
整体・カイロプラクティックによる効果的なアプローチ
背中のこりを解消して自律神経の乱れを整えるには、「睡眠の質の向上」「呼吸」「首の筋肉」の3つに対してアプローチすると効果的です。
睡眠の質の向上
もし「眠れない」状態が続いているのであれば注意が必要です。
人間の体には、もともと「自然治癒力」が備わっています。
日中もある程度働いていますが、「睡眠中」は免疫活動が活発になりますので、特に自然治癒力は働きます。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、身体を休ませることができず、回復力が低下するので、背中のこりが出てきます。
「眠れない」ということは、「健康」と「病気」の中間で、つまり「未病」の状態となります。
眠れない状態が続いているということは、メンタル疾患のリスクを抱えることにもなります。
呼吸
仕事でプレゼンを控えていたり、学生の方でしたら面接を控えていたりなどで、気持ちが緊張する時は、脈拍数が上がったり呼吸が早くなったりする経験があると思います。
これは、自律神経の交感神経が優位の状態になるとおこります。
緊張が極度に高まり呼吸数が大幅に増えると、過呼吸になることもあります。
息を十分に吐き切れていない状態は、呼吸が浅くなって呼吸数が増えます。
呼吸数が増えると、酸素量が増え二酸化炭素の量が減少します。そして体内の酸性・アルカリ性のバランスが崩れ、さらに息苦しく感じるという負の連鎖になります。
そうすると、身体の酸素濃度は十分の状態であっても、さらにたくさん呼吸をしようとして、呼吸が浅く早くなってしまい、背中のこりや痛みにもつながります。
首の筋肉
首には、脳に栄養を送る太い血管が通り、たくさんの筋肉があり、頸椎(けいつい)を複雑に包み込んでいます。
その筋肉の間に神経が入り組んでいますので、首の筋肉が異常にこってしまうと、周辺の神経や血管を圧迫し、自律神経が乱れ、副交感神経の働きが低下し背中のこりがでます。
また、さまざまな不定愁訴(原因がわからない体調不良)が発生してしまいます。
当院に一番はじめにご相談ください
背骨周辺には、自律神経のひとつ、交感神経幹と呼ばれる神経の束が通っており全身に指令を送っています。
自律神経が乱れ、交感神経優位になり、筋肉や神経が緊張した状態が続くことにより、感覚の異常を引き起こします。
すると背中のこりや痛み、背中がしびれる、背中がぞわぞわする、背中がピリピリする、などの症状がでることがあります。
背中のこりの原因に自律神経が関わっている場合は、さまざまなお体の不調が起こる可能性があります。
背中のこりを放置せず、早期に適切な施術を受け、未病の段階で回復させておくことが、重大な体調不良からあなたを守ることにつながります。
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