こんにちは、田中 宏樹です。
千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、腰痛を根本改善する施術を行っています。
「寝返りをするたびに腰がズキッと痛む…」
「夜中に腰の痛みで目が覚める…」
「朝起きると腰が固まっている…」
このような腰痛でお悩みではありませんか?
当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただいております。
寝返りで腰が痛いと、「寝具が合っていないのかな」「寝方が悪いのかな」と考える方が多いですが、実際には寝具だけが原因とは限りません。
長時間のデスクワークやストレス、自律神経の乱れ、睡眠の質の低下によって、腰に負担がかかりやすくなっているケースもあります。
今回は、整体師の視点から、寝返りで腰が痛くなる原因、セルフチェックの方法、痛みを悪化させないための対処法、整体で改善できるケースについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
寝返りで腰が痛い人に多い症状の特徴
寝返りの時に腰が痛む症状の特徴としましては下記の4つがあります。
- 夜中に痛みで目が覚める。
- 寝返りの瞬間にズキッと痛む。
- 朝起きると腰が固まっている。
- 朝痛みが強く、日中はあまり強くない。
総じて「睡眠の質が悪い」方が非常に多いです。
寝返り時に腰が痛むと、「寝具が合っていないのかな・・・」「寝る姿勢が悪かったのかな・・・」と一番に頭に過るのではないかと思います。
そして、高い寝具を買ってみたけど改善しないという方もいらっしゃるかもしれません。
寝返り時の痛みは、寝具や寝方が主な原因でないことが臨床的に多いです。
寝返りで腰が痛い原因とは?

寝返りで腰が痛い場合、自律神経の乱れが原因となっている事が非常に多いです。
長時間のデスクワークや過労、職場環境やプレッシャー、人間関係などの軋轢(あつれき)や負荷、育児や介護などのストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り・心配)。
このようなストレスが原因で自律神経が乱れ、睡眠中も交感神経が過剰に興奮し身体がリラックス出来ず睡眠の質を下げます。
人は寝返りで腰の負担を分散させていますが、睡眠の質が悪いと寝返りの回数が減り、腰に負担が集中し続けてしまいます。
さらに夜間は活動量低下により血流が減少して炎症性物質が溜まりやすくなっている状態です。
そこに体重がかかる寝返り動作が加わることで物理的な痛みも誘発されます。
この肉体的な痛みは自律神経の乱れに大きく関係する、脳の扁桃体が「脅威」として検知し、痛みを敏感に鋭く感じさせてしまいます。
もちろん、単に寝具の影響や寝方が原因で寝返り時の痛みが起こっている場合もありますので、そこの鑑別は早期改善に重要な所です。
寝返りで腰が痛い人のセルフチェック
最近の研究で「不安」「恐怖」「怒り」「心配」などの感情が「痛み」に置き換わって脳で感じることがあるとわかっています。
寝返りで腰が痛む状態の方は、以下の3つのことをチェックしてみてください。
- 寝返りで痛みを感じた当日、もしくはその近辺で何か強いストレス(ショックな出来事など)がなかったか?又は過度なストレスを長期的に感じていないか?
- 日中でも腰の痛みが強まる時に、不安感や恐怖の気持ち、嫌な気分、怒りの気持ちが強まっていないか?
- 逆に腰の痛みが少し楽に感じる時、何か違う事に意識が向いていたり、不安・恐怖・怒・心配など感情が和らいでいないか?
これは、腰痛だけでなく、股関節痛やしびれ、肩こり膝痛など様々な不調に該当する場合もあります。
痛みや不調にとらわれるのではなく、視点を変えて痛みや不調と向き合ってみる事で、長年悩まされ続けてきた事から解放されるきっかけになる事があります。
寝返りで腰が痛いときの対処法

当院には「寝返りする時に痛む」「仕事中、椅子から立つ時に痛む」「痛みで目が覚めてしまう」などの症状でご来院される方は多いです。
「いろんな所で治療を受けても、毎日薬を飲んでも、痛みが改善しない」とお悩みの方もいらっしゃいます。
そんな痛みの原因は「脳」が関係している場合があります。
そこで、ここでは寝返りで腰が痛む時の対処法として「痛みを強めるとらえ方や行動の癖」をお伝えしたいと思います。
例えば、「いろんな所で検査をしてこれといった異常がみつからない。治療も受けたが腰の痛みがずっと治らない。何となく気分も乗らず家から出る事も少ない。しかし先日、好きな花や景色を見たいと思い久しぶりに家から出て近所を散歩してみたが、夜中、寝返りしたら痛みが強く出た」という事例があったとします。
- 痛みが改善していく良いとらえ方
「検査をしても異常がない。体の歪みや姿勢矯正などの施術も受けてみたが改善しない。自律神経が関係しているのかな。自律神経を整えてみよう!」 - 痛みが改善していかない悪い考え方
「何でこんなに治らないのだろう・・・大きな病気なのかな」「自分は難病かもしれない」「一生この痛みが続くのかな・・・」 - 痛みが改善していく行動
「また寝返りしたら痛みが出たけど、久しぶりに好きな花や景色も見れたし、また散歩してみよう」 - 痛みが改善していかない行動
「せっかく頑張って外出したのにまた寝返りしたら痛みが出た。外出するのはやめて、ベッドで安静にしておこう」
このように「せっかく外出したのにまた寝返りしたら痛みが出て気分が落ちこむ」という一連の流れを見た時、外出して痛みが出たという事実は変える事が出来ませんが、またチャレンジしてみよう!というような「とらえ方」によっては気分の落ち込みを変化させ痛みの改善に繋がる事があります。
これは症状を改善していくには、マイナス思考をプラス思考に変えなければならないということではありません。
とらえ方が間違っているというわけでもありません。
ただ出来事に対するとらえ方が極端になり過ぎて自分自身が苦しくなり、痛みから中々解放されないという場合に有効です。
このような、出来事に対するとらえ方(認知)に注目して、とらえ方や行動を変化させていく治療法を認知行動療法といいます。
当院では、この認知行動療法を取り入れた施術を行う場合があります。
寝返りで腰が痛いときの対処法だけでなく様々な症状に対して効果的です。
寝返りで腰が痛い症状が改善しない原因と整体で改善できるケース

何度も検査をしたり、いろんな整体院にも行っても、寝返りで腰が痛い症状が改善しないのは、本当の意味での原因を突き止めてもらえなかったということです。
腰痛に限らず、肩こり、頭痛、しびれ、股関節痛など様々な症状にも言える事ですが、骨盤を矯正すれば、猫背を矯正すれば、体を柔らかくすればといろんな施術を受けても「不調の原因を正確に鑑別」し「効果的な治療」を行っていかなければ、どんな治療を受けても治りません。
そしてその痛みや不調は繰り返されてしまいます。
冒頭の方でもお話いたしましたが、寝返りでの腰の痛みの原因は、自律神経の乱れが原因で痛みが起こっている事が非常に多いです。
では、なぜ自律神経が乱れて痛みが出るのでしょうか?
それは「脳の機能低下」にあります。
脳の機能低下は、これまでいくつかのブログにも書いておりますが、脳の司令塔とも呼ばれているDLPFC(背外側前頭前野)と扁桃体が深く関わっています。
扁桃体は、情動と感情の処理や直観力、ストレス反応に重要な役割を果たしており、主に「恐怖」「不安」「緊張」「怒り」などのネガティブな感情に関わっています。
DLPFC(背外側前頭前野)とは、痛みの回路を抑制し興奮を沈める司令を出し、ネガティブな感情をコントロールするところです。
過度に、もしくは長期的にストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り・心配)がかかることで、扁桃体が「暴走」してしまいます。
するとDLPFC(背外側前頭前野)の機能が低下して、感情のコントロールや痛みの制御ができず、痛みに意識が集中してしまい「寝返りする時、また腰が痛くなるんじゃないか」と不安が強くなることで、痛みを感じる神経回路が強くなり、ほんの少しの刺激でも寝返り時などに痛みを感じやすくなります。
そして、もう一つDLPFC(背外側前頭前野)と扁桃体と連動して自律神経活動を調整している重要な脳の部位があります。
それは、側坐核といわれる脳の深部に位置する部位です。
側坐核は、「やる気」や「快楽」に関わる部位で、ドーパミンを分泌し、心地よさや達成感を生み出します。
側坐核が活性化すると、副交感神経が適度に働き、痛みを和らげる(下行性疼痛抑制系)役割にも影響します。
脳からの“下降性疼痛制御系”により脳は脊髄のゲートを開けたり閉じたりし脳に到達する痛みの信号を調節しています。
抑うつや不安・怒りなどの否定的な感情はゲートを開き、より多くの痛み情報が通るようになり、痛みを強く感じます。
前向きな感情はゲートを閉じて痛み情報を制限します。
また、楽しい活動や成功体験を積むことで、側坐核が活性化して、ゲートを閉め脳へ行く痛み情報を減らすことができます。
当院では、この側坐核にもアプローチをして改善率を上げています。
交感神経優位(扁桃体が過剰に働いている)の場合、副交感神経優位(側坐核が活性化)にさせる前に、まず交感神経を抑制する必要があります。
例えば、車の運転でアクセルを踏みっぱなしの状態でいきなりブレーキをかけてもスムーズには止まれませんが、アクセルをゆるめた後にブレーキを踏むと安全に減速出来るのと同じです。
つまり、自律神経の乱れによる痛みや不調を改善する時は、いきなり副交感神経優位の状態にしていくのではなく、まず交感神経(扁桃体)の過剰な働きを抑え、その後で副交感神経(側坐核)を活性化させるという順番が効果的です。
下行性疼痛抑制系については、「腰痛が治らない本当の原因とは?マッサージで改善しない理由を解説」のブログにも書いてあります。
当院に一番はじめにご相談ください

当院では、治療する際、出来るだけ早期に痛みを取るようにしています。
その理由についてお話していきたいと思います。
痛みは交感神経を緊張させ、血管が収縮して、筋肉は硬く収縮したままになり血液の流れが悪くなります。
すると痛みを引き起こす物質が生じ周りの神経を刺激します。
刺激された神経は周囲の血管をさらに収縮させます。
これが痛みの悪循環です。
「痛みの悪循環」が続くと「痛みの慢性化」に繋がってしまいます。
痛みの慢性化を引き起こす原因として、以下の二つが挙げられます。
- 痛みの記憶(脳の可塑性)
- 心の落ち込み
痛みの記憶(脳の可塑性)
腰痛などの症状が中々治らない原因の一つに「脳の可塑性」があります。
脳の可塑性とは、脳の神経細胞が刺激や経験に応じて変化し、新しい機能を獲得する能力のことです。
腰の痛みを強く感じたり、日常的に「痛い」と思い続けていると、痛みの情報が脳に記憶されます。
すると本来は痛くない刺激が痛く感じたり、少しの刺激で強い痛みを感じたり(過敏)、痛みが広がったり(拡散)、痛みが長く残ったり(持続)していき慢性化していきます。
これは、腰痛に限られたことではありませんが、つまり慢性痛を患っていると、痛みを感じる神経回路が強くなり、なかなか改善しない状態になってしまうということです。
痛みの信号は、症状が長引けば長引くほど脳に深く記憶されてしまいます。
痛みが長期にわたって脳に伝わり続けると、脳は「これは重要な情報なんだ」と判断し、その痛みを忘れないように記憶・定着させてしまいます。
しかし、「長引く症状=脳の記憶」という仕組みは、「痛みが回復すれば脳の構造も元に戻る」という可塑性の良い面もあります。
症状が定着してしまう(脳に深く記憶される)前に痛みを取り除くことが慢性化を起こさせないために重要で、早期に痛みを取る事が大切な理由はここにあります。
例え記憶が定着しても、痛みのない状態を繰り返し、記憶を上書きすることで慢性化を絶つ事が可能になります。
慢性的な腰痛も、脳が「痛みの習慣」を覚えてしまっている状態です。
適切な施術を行い「痛みがない=安全」という新しい経験を脳に繰り返し入力することで、神経回路を上書きし、本来の健康な状態に戻すことが可能になります。
そのためには、施術者は、適切な施術を施し、患者さんの症状の経過を診ていくということは根本的な改善に非常に重要になってきます。
心の落ち込み
痛みの慢性化を引き起こす二つ目の原因は『心の落ち込み』です。
精神的ストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り・心配)が強い場合、脳は、脊髄の門を開いて、痛みに関する信号を多く通してしまい痛みを強く感じます。
逆に、安心感や喜び前向きな感情などを持っている時は、脊髄の門を閉じて、痛みの信号を制限し痛みを和らげます。
(先ほどお話いたしました下降性疼痛制御系の事です)
このような脳の仕組みを考えると痛みをコントロール出来とも考えられます。
精神的ストレスからくる痛みは、決して“気のせい”という意味ではありません。
痛みや不調を確かに感じ、そのメカニズムも存在します。
逆に精神的ストレスからくる症状だからこそどんなひどい痛みにもなり得ます。
心と体は、お互いに強く影響し合っています。
痛みは感情によって痛みを強く敏感に感じてしまいます。
そして、痛みが長期化すると脳はその痛みを記憶・定着させて慢性化していきます。
繰り返しの不調を防いでいく為には、『痛みに執着しない脳を作る』という事が大切で、そのためには早期に痛みや不調を取り除く事が慢性の痛みを克服するために重要なポイントになります。
当院では、慢性的な痛みを断ち切る方法お伝えしています。
そして、いかに脳の認識を痛みから遠ざけ、痛みに執着せず早期に改善していくプログラムが当院にはあります。
遠回りせず、一番はじめにご相談ください。

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