こんにちは、田中 宏樹です。
千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、ストレートネックを根本改善する施術を行っています。
「最近、首や肩がずっと重だるい…」
「頭痛やめまいも出てきて不安…」
そんなお悩みを抱えている方の中には、すでに病院やマッサージに通ってもなかなか改善せず、「もしかしてストレートネックかも?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただいております。
スマホやパソコン作業の時間が長くなった現代では、ストレートネック(別名:スマホ首)に悩む人が急増しています。
首が本来持っているカーブが失われることで、肩こり・頭痛・手のしびれ・姿勢の乱れなど、さまざまな不調を引き起こします。
では、こうしたストレートネックの症状に対して、整体は本当に効果があるのでしょうか?
今回は、ストレートネックの原因や症状、整体による改善アプローチ、整体院を選ぶ際のポイントなどを解説しながら、あなたが首や姿勢の不調から解放されるための第一歩をサポートしますので、ぜひお役立てください。
目次
ストレートネックとは?
肩こりや頭痛、手のシビレなどで医療機関に行きレントゲン検査をすると「ストレートネックですね」と言われたことがある方も多いのではないかと思います。
ストレートネック自体は病名ではなくレントゲンによる画像で、本来は前方にカーブしている首の骨(頸椎)の並びですが、そのカーブが消失し、真っ直ぐな状態になっていることを指します。
この首のカーブは、バネの様なクッションの働きをすることで、平均的に5~6キロある重い頭を支え、歩いたり走ったりジャンプしたりする際などの頭部への衝撃を和らげてくれます。
このように首の湾曲は、外部からの衝撃を吸収する上で非常に重要な役割を担っています。
しかし、ストレートネックの状態は、このバネが機能しないため、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になり、首や肩の凝り、シビレだけでなく、自律神経の乱れが起こり、様々な不快な症状を引き起こす原因となります。
ストレートネックは「スマホ首」とも呼ばれたりしますが、近年、増加傾向にあり、症状的にも、心身ともに国民の健康を脅かす深刻な問題と言えます。
ストレートネックで起こる症状
ストレートネックで起こる症状は、首や肩のコリや痛みが起こります。
重症化してくると頭痛やめまい、不眠、シビレなどの症状も現れます。
これは、ストレートネックが原因ではなく、自律神経が乱れることで副交感神経の働きが悪くなり起こってきます。
他にも、うつ、疲労感、パニック障害、多汗症、機能性胃腸症など様々な症状が現れることもあり、認知機能に影響を与える可能性があります。
これは、ストレートネック自体が認知機能に影響を与えるというよりも、慢性的な痛みや不快感、心の不調が日常生活に及ぼす影響の結果、認知機能にも影響が出てくると考えられます。
また、女性ホルモンが急激に減少することで起こる更年期障害も、首のコリが原因で起こることがあります。
検査で血液中のホルモン量を調べても異常がなかったり、婦人科での治療で改善が見られなかったりした場合でも、年齢的にしょうがないとあきらめる必要はありません。
その場合、首の状態が原因となっている可能性が高いです。
若い女性で更年期障害と似たような症状で悩まれている場合も同じです。
ストレートネックの主な原因
レントゲンの画像をみると首の骨が真っ直ぐに見えるので骨や関節に原因があるのでは?と思われるかもしれません。
ストレートネックの原因としていくつかありますが、主な原因としては、姿勢の悪さが原因となります。
例えば、うつむき姿勢やデスクワークなどでパソコン画面をみるとき、背中を丸め顎(アゴ)を突き出した姿勢は首から背中まで真っすぐな状態になっています。
もちろん、これは一時的なものなので、正しい姿勢に戻せば自然なカーブに戻り真っすぐな状態になりません。
しかし、ストレートネックになる悪い姿勢を毎日、もしくは長期間続けていくと、筋肉と筋膜の影響で首がまっすぐなまま固定化され、姿勢を戻しても背骨のカーブが真っすぐなまま戻らなくなってしまいます。
これがストレートネックになる大きな原因です。
人間の頭の重さは平均的に5~6キロあり、その重さを首が支えるのですが、うつむく角度によって筋肉への負担は変わり、30度傾けると約3倍、45度傾けると約4倍になるという研究結果もでていますので、普段の姿勢で首に大きな負担をかけています。
また、ストレートネックは首のシワ、顔周りのたるみなどの美容面にも関わってくるので、影響は広範にわたります。
ここで自分がストレートネックかどうか、簡単なセルフチェックがりますので是非やってみてください。
まず、壁にかかと、お尻、肩甲骨、肩をくっつけて直立します。
このとき、ご自身の頭が壁に当たりましたか?
もし当たればストレートネックではなく正常です。
もし顎や首を上げてようやく後頭部が壁に触れる、または違和感を感じたらストレートネックの可能性が高いかもしれません。
ストレートネックは整体でどう改善できる?
ストレートネックは、大きく2つのタイプに分けられます。
1つ目は「筋性のストレートネック」です。
これは長時間、悪い姿勢でデスクワークやスマートフォンを見続けることによってストレートネックになる場合です。
2つ目は「骨性のストレートネック」です。
これは頸椎が押しつぶされて変形したり、椎間板が潰れて骨と骨の間が狭くなったりしてストレートネックの状態になってしまった場合です。
骨性ストレートネックは筋性ストレートネックが長い間続いてしまったことで椎骨や椎間板に影響が出て生じてきますので、早い段階でストレートネックの治療が大切です。
ストレートネックの殆どが筋性のストレートネックにあたります。
当院では、ストレートネックを改善していくには、悪い姿勢の改善が重要なことのひとつとして考えています。
そして、猫背などの悪い姿勢を改善していくには、幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌を活発にして抗重力筋(重力に逆らって姿勢を保つために働く筋肉)を刺激して働きを活性化する必要があります。
なぜなら、セロトニンの分泌が減ると抗重力筋の緊張は弱まるので、綺麗な姿勢を保つことが難しくなるからです。
このセロトニンがきちんと分泌され効果的に働くためには、自律神経を整えることが大切で、なかでも睡眠の質の向上は、自律神経を安定させる重要な要素になります。
また、首の筋肉には異常緊張を起こすことで、自律神経のひとつである副交感神経の働きを阻害する筋肉がいくつかありますが、ストレートネックの場合、それらの筋肉の他に、胸鎖乳突筋と斜角筋へのアプローチも必要になります。
胸鎖乳突筋は、耳の後ろ側から鎖骨にかけてつながっており、斜角筋は首の真横の位置にあります。
この2つの筋肉は吸息筋(息を吸うときに使う筋肉)の1つで、硬くなると呼吸が浅くなります。
ストレートネックなどで背中を丸め顎(アゴ)を突きだした状態で、パソコン画面などを見る姿勢が続くと、これらの筋肉が硬くなり、呼吸が浅くしづらいような状態が当たり前になってしまいます。
呼吸が浅い状態が続くと自律神経の乱れから起こる様々な不調につながっていくだけでなく、ストレートネックの改善の妨げになります。
当院で行うストレートネックを改善する施術は、自律神経も整えていきますので、より健康で元気に過ごして頂くために、多くの方にお役に立ってきております。
ストレートネックで整体院を選ぶ際のポイント
「ストレートネックを治したいけど、どこに行ったらいいのか迷う・・・」
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで整体院を選ぶポイントをお伝えしたいと思います。
- 地域で長く運営している
- 施術者が決まっていて頻繁に変わらない
- 施術者の経験と実績が豊富
- 自律神経を整える的確な施術が行える整体院
地域で長く運営している
良い整体院の見分け方のひとつが「経営年数」です。
ご存知かもしれませんが、整体院などの数は増え続け、今やコンビニより多いとも言われています。
当然のように競争が激しくなり、経営できなくなって整体院を畳んでしまうところも多くなっています。
その中で、同じ地域で長く経営を続けられているということは、ストレートネックの症状に限らず、腰痛、肩こり、頭痛、股関節痛などの症状に悩んでいる方のお役に立ち、一定数の患者さんに支持されているからに他ならず、大きな安心材料です。
施術者が決まっていて頻繁に変わらない
安心して施術を受けるためには、施術者が固定されているところを選んだ方が良いです。
理由は、施術者が頻繁に変わると一貫性がなく、その度に一から症状の説明もしなければなりませんし、経営の効率を重視しすぎるあまり大切なことを見失っている可能性が高いです。
仮に患者さんのお身体の状態を担当者に引き継いで行っていたとしても、正確にお身体の状態を把握するのは難しいです。
ストレートネックの症状に限ったことではありませんが、同じ施術者が直接「診て」「聞いて」「触診」して微細な変化を感じ取りながら、患者さんの「経過」を診ていくことは、不調を根本的に改善していくのに非常に重要なところです。
施術者の経験と実績が豊富
施術者が経験や実績が豊富だと多様な症例に対応できます。
また、ストレートネックの症状に限らず、患者さんのお身体の痛みや不調を根本的に改善するには、何が原因なのかを正確に鑑別することが非常に重要です。
原因を正確に鑑別するには、膨大な知識と感性が必要です。
そして、原因を取り除ける高い技術を持って、的確に施術を行うことで高い実績を上げることができます。
施術者の経験の豊富さは、施術の質と効果を左右する重要なポイントになります。
自律神経を整える的確な施術が行える整体院
ストレートネックを改善していくには、悪い姿勢から正しい姿勢に変えていくことが大切です。
姿勢と自律神経は関係が深いため、自律神経を整える的確な施術が行える整体院であることが重要です。
また、ストレートネックの方は、首や肩のコリだけでなく、自律神経の乱れから起こる不眠、頭痛、めまい、シビレなどの症状で悩んでいる方が非常に多いので、自律神経を整える専門的な施術は必要不可欠です。
ストレートネックを改善していくには、自律神経の乱れを考えて施術を行っていかないと、安定して良い状態を保つことができず、本当の意味で改善していきません。
当院に一番はじめにご相談ください
自律神経は、脳から全身に張り巡らされており、首はその大切な通り道にあたります。
自覚の有無に関わらず、首の筋肉の緊張により、首の血流が悪くなっていると、脳に十分な酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
その結果、副交感神経の働きが阻害され自律神経が乱れ頭痛や不眠、めまいなどの症状が出てきます。
ストレートネックの場合、常に首の筋肉の緊張が起こっている状態ですので、自律神経が乱れやすい状態になります。
前にお話いたしましたが、自律神経が乱れている状態だとセロトニンの分泌が低下しますので、良い姿勢を保てません。
アメリカのある研究によると、人は姿勢を良くすると、前かがみなどの悪い姿勢よりもストレス耐性が上がると言われています。
ストレスの耐性が上がるということは、セロトニンの分泌が増えストレスを感じにくい状態が作れるということになります。
ストレスを感じにくい状態は、自律神経が安定し良い姿勢を保てるようになりますので、ストレートネックの改善につながっていきます。

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