こんにちは、田中 宏樹です。
千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、首こりによる自律神経の乱れを根本改善する施術を行っています。
こんな症状でお困りではありませんか？
- 首が凝る、痛い、重い
- 頭痛や頭重、動悸、不眠、全身倦怠感、発汗、めまい、イライラ感、血圧不安定、目の乾燥
- 気象の変化で体調が悪くなる
もしかすると、それは、首こりによる自律神経の乱れが原因かもしれません。
当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただきます。
今回は、首こりを解消して自律神経の乱れを整える方法についてお話させていただきます。
首こりによる自律神経の乱れの症状や原因、整体・カイロプラクティックによる効果的なアプローチについてもお伝えしますので、ぜひお役立てください。
首こりによる自律神経の乱れの症状
自律神経には、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。
首には副交感神経によって支配されている神経が多数存在しているため、首の筋肉が緊張することによって神経圧迫を起こし、交感神経優位に傾いてしまいます。
副交感神経の働きが低下し、交感神経優位の状態に傾いてしまうと、頭痛や頭重、動悸、不眠、全身倦怠感、発汗、めまい、イライラ感、血圧不安定、目の乾燥、気象の変化で体調が悪くなるなど、首こりが原因でさまざまな不快な症状が出てきます。
この首こりが長期的に続き悪くなると、「自律神経失調症」、「うつ状態」、「パニック症候群」、「日常生活を送れないほどの重度の疲労感」などの重い症状が出てくる場合があります。
首こりの原因
首こりは、首の筋肉が過緊張してしまうことにより自律神経系の働きに異常が起こる（交感神経と副交感神経のバランスが崩れる）ことによって様々な症状が引き起こされます。
首こりの原因として、下記の4つがあります。
- 不良姿勢
- ストレス
- 睡眠不足
- 頭を打つ、むちうちなど外傷によるもの
不良姿勢
スマホやパソコンなどを長時間使うことによる首の使いすぎは、首こりの原因となります。
電車に乗っていると、下を向いてスマホを見ている人を多く見ます。
パソコンを見る際も、肩に力が入り、肩が上がった状態で、顎を突き出すような姿勢になり、頭の位置が前に移動した姿勢で長時間固定されると、人間の頭の重さは平均5～6キロ程ありますので、首の筋肉を酷使した状態となり、「首こり」がおこります。
首こりがおこると、副交感神経の働きが低下し、不定愁訴（原因がわからない体調不良）につながるリスクが高くなります。
ストレス
長時間の労働や過労、職場環境や人間関係などの軋轢（あつれき）や負荷が心理的なストレスとなり、首こりがおこります。
心理的な要因を含めて、さまざまなストレスを受けると、体の筋肉は緊張します。
この体の緊張が、長時間、長期間繰り返し、積み重ねてしまうことにより、自律神経が不調となり血液循環を悪化させ、首こりの原因となります。
睡眠不足
人間の体には、もともと「自然治癒力」が備わっています。
日中もある程度働いていますが、「睡眠中」は免疫活動が活発になりますので、睡眠中こそ自然治癒力は働きます。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、身体の回復力を低下させ、首こりのリスクを高めます。
自然治癒ができないと、やがて「病気」を発症します。
頭を打つ、むちうちなど外傷によるもの
転倒事故や交通事故の既往、首に衝撃を受ける格闘技や衝突系のスポーツなどにより、過去に首に外的な衝撃を受けたことがあると首こりが発生します。
首こりを解消して自律神経の乱れを整える方法
首こりを解消して、自律神経のバランスを整えるには、自分ではどうしたら良いかについて、ぬるめの湯船に浸かりリラックスしたり、運動してストレス解消したりすると良いなどは、聞いたことがあるかと思います。
当院もそれらは良い方法だと思います。
しかし、自律神経の乱れを整える方法として、当院が大切に考えていることのひとつは「睡眠」です。
「睡眠」は免疫力アップ、細胞修復、新陳代謝、疲労回復、脳内の情報の整理などの役割を持ちますので、人間にとってとても大切なシステムで良質な睡眠は自律神経の乱れを整えてくれます。
自分でできる睡眠の質を向上させる方法のひとつとして、「朝日を浴びる」という方法があります。
その際に、ウォーキングしながら朝日を浴びるとより効果的です。
整体・カイロプラクティックによる効果的なアプローチ
まず、肩こりと首こりの違いや見分け方を知っていますか？
肩の周りが凝っていると、すべて肩こりと思っている方は多いと思います。
しかし、肩のコリと首のコリは全く違います。
実際は首のこりがあるのに肩こりだと勘違いして整体や整骨院などに通い、辛い症状に悩まされ続けていたという方は少なくありません。
首こりと肩こりの違いは、首こりは、顎を突き出し、頭の位置が前に移動した姿勢でパソコンなどを見ることが原因でおこるコリのこと。
首周りには交感神経・副交感神経をはじめとした多くの神経が通っていますので、首が凝ることで神経を圧迫し、大後頭神経による緊張型頭痛や、副交感神経の異常によるうつ症状やめまい、ふらつき、動悸、慢性疲労、冷え・のぼせ、機能性胃腸症、睡眠障害など、自律神経失調特有の症状の発症につながるリスクが出てきます。
一方、「肩こり」は、肩周辺の筋肉の緊張です。
例えば、同じ姿勢で長時間過ごすことで、肩周りの血流が悪くなり、肩の筋肉が固まってしまうことが原因で発生します。
肩こりがひどく、整体や整骨院に通い、一時的には良くなるが、すぐに元に戻ってしまうという経験がある方は、肩こりの根本原因が首こりの可能性があります。
当院にご来院される方でも、肩こりの根本原因が、首こりだったという症例は多々あります。
また、肩こりと首こりの見分け方は、前述した通り、首こりは神経系に影響しますので、自律神経の乱れからくる症状が出ているのであれば首こりの可能性があります。
自律神経の乱れによる辛いお体の症状改善には、首に対してのアプローチしていく必要があります。
首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。
首の筋肉が異常に凝ると、自律神経に悪影響が出て、さまざまな不定愁訴（原因がわからない体調不良）が発生します。
あとは、施術と並行して、日常生活での悪い癖や習慣の改善を行うことが、症状の改善にとても重要です。
当院に一番はじめにご相談ください
自律神経の乱れによるお体の不調を改善していくために当院が大切にしていることのひとつとして、質の良い睡眠を取れるようにしていくことがあります。
例えば、慢性的な不眠を抱えている人と、質の良い睡眠がとれている人とでは、うつ病の発症率は40倍の違いがあり、認知症のリスクの差は5倍になると言われています。
眠れないということは、「健康」と「病気」の中間、「未病」の状態と言えます。
質の良い睡眠をとることで、もともと人間に備わっている「自然治癒力」を活発にし、病気を未然に防ぐことができます。
質の悪い睡眠を放置すると、高い確率で病気になる可能性があります。
しかし、生活習慣を改善することができれば、健康で長生きできることにつながると考えます。
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